SCP財団 見てますか?

 

目次

 

始めに

挨拶

はじめまして。IMSATOですよろしくお願いします。Kogakuin Univ Advent Calendar 2021 - Adventarでの7日目を担当することになりました。こうゆうのは初めての試みですが、先人の方達を見習って頑張りたいと思います。

内容の軽い説明

なにを書いたらいいのか分からないので今回は私の好きなSCPについて書きます。(Science Create Projectのことではありません)

SCP財団とは...

サイトの主要な創作物は、自然法則に反した存在・物品・場所(「SCPオブジェクト」)を封じ込める方法を示す"特別収容プロトコル"を記した報告書であるが、その他にもSCPオブジェクトやSCP財団に関する様々な形式の掌編(サイト内では「財団Tales」またはTalesと呼ばれる)がコミュニティ参加者により執筆されている。これらはWiki形式のウェブサイトに投稿され、まとめられている

引用元:SCP財団 - Wikipedia

詳しくはここをみると分かり易いです。

またSCPにはオブジェクトクラスという概念があります。オブジェクトクラスは危険度を表すもので代表的なクラスだとKeter>Euclid>Safeの順で危険になっていきます。

 

最近では原文を動画化したものも多数アップされてるので文章、動画どちらでもお楽しみいただけます。しかし、

数が多すぎてどれから見たらいいの分からないよ!

という方のために自分なりにおすすめSCPを3つピックアップしました。

 

本題

さっそく見ていきましょう!

SCP-161-JP「伊れない病」

本家→まずは読んでみよう!(解説→こっちも分かり易い)

SafeのSCP。危険度はかなり低め。

専門用語をほぼ使っていない、深読みする必要がない、短い、ということで初見の方でも分かり易いSCPだと思います。

SCPの世界観も何となくわかっていただけたでしょうか。

 

今更ですが

SCP(SCiP)=やばいもの

SCP財団=SCPから人類を守るためSCPの対処をしている組織

SCP財団サイト=SCPの対処方法を載せたSCP財団のデータベース

みたいな感じです(ちょっと違ったりもするけど気にしないでほしい)。

 

今回の場合SCP=やばいもの=伊れなくなる病気 でしたね。最後の、もう手遅れなのではと思わせる書き方がミソでしょうか。

 

どんどん行きましょう!

SCP-505-JP「インクの染み」

本家→ここ 動画例→ここ

自己増殖系のSCP。一見地味ですが最悪NK-クラス世界終焉シナリオを引き起ここす可能性もあるということでオブジェクトクラスはKeter。バイバ○ンを彷彿とさせますね。割と有名なSCP。

文字通り世界が塗りつされていくのは怖いですね。

 

ラスト!

SCP-010-JP「Mirai PC」

本家→ここ 解説→ここ

未来が分かるコンピュータの話?それとも...

Safeなので安全。少し考察が必要だったりします(それが楽しい)。まず本家を読んでどういう意味なのか自分で考えたあと、答え合わせ的に解説ページを読んでも面白いと思います。

(ところで16EBはWindows64bitOSで扱うことのできる最大最大ボリュームサイズらしい...)

個人的にこういった、読み進めていく中で謎が解かれていくSCPの雰囲気がとても好きです。

 

最後に

言いたいこと

このようにSCPは数が膨大なだけあり、ジョークのようなものから長編の小説(Tale)までありジャンルも様々です。なので、きっとあなた好みのSCPも見つかるはずです。

財団サイトのランキングを見ると人気SCPが分かります。YouTubeやニコニコで動画を上げてる方が大勢いるのでそのタイトルから面白そうなものを適当に見るのもいいかもしれません。サイトのコンテンツの多くがクリエイティブ・コモンズ表示 - 継承3.0ライセンスの元で利用可能であることもここまで二次創作が発展してきた理由の一つだと思います。

私はSCPに短編小説と図鑑っぽさを感じました。短編小説のように、空いた時間に物語が1個読める満足感、そして図鑑として一つひとつのSCPの特殊能力や性質を読んだり予想したりすることもできます。

普通のSCPが短編小説ならTaleが長編小説に当たるでしょうか。長編というほど長くはありませんが。Taleとは、報告書の形式とは違いより自由な形式で執筆されています。基本的には財団職員や既出SCPが登場人物(?)として出てきます。例えば今回紹介したSCP-010-JP「Mirai PC」でいうと「桑木博士の冒険」「幽霊死す」などのTaleがあります。

また、カノンというものも存在します。カノンとは物語を作るための土台となる設定集のようなものです。カノン(≒設定)を作るときは誰かのカノンを参考にしてもいいですし新しく作ることもできます。つまり設定を自分の好きなように作れるということですね。これが意味するのは「自分の創作に都合の悪い設定は無視して構わない」ということです。カノンという存在のおかげで、(これは公式設定に反するかな...)とか思わずにのびのびと創作をすることができます。私が好きなのは「わるいざいだん」ですよければ調べてみて下さい。

またTale、カノン含めそれぞれのSCPとの関係性、掛け合いもしっかりとあります。お気に入りのSCPを見つけたらそれに関係するSCP、Tale、カノンがあるかもしれません。ぜひ探して見てみてください。そして沢山のSCPの知識を手にいれてAクラス職員を目指しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

付記

CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-161-JP[SCP-161-JP - SCP財団 (wikidot.com)]/伊れない病/著者:undercat

SCP-505[SCP-505 - SCP Foundation (wikidot.com)]/インクの染み/著者:ModernMajorGenera

SCP-010-JP[SCP-010-JP - SCP財団 (wikidot.com)]/Mirai PC/著者:kawana